ホームページ基礎用語: 自然検索(オーガニック検索)とは?
自然検索とは、インターネットにおける検索エンジンの中で、広告の要素を省いた検索結果のことです。
一般的にインターネットでは様々なサイトやブログなどが公開されており、これらの膨大な情報の中から自分の必要な情報にたどり着く事は決して容易なことではありません。
そのため自分が知りたいキーワードなどを入力することでこれらに関する情報を公開しているサイトやブログなどを効果的に見つけるために、検索エンジンを利用することが多くなっています。
しかし、サイトやブログなどを公開する側にとっては、より多くの閲覧者を得ることが重要なポイントとなっており、特に収益を見込んだビジネスを行っているサイトやブログの場合にはより多くの閲覧者を獲得することが利益につながるため、意図的に検索エンジンの上位に表示させるテクニックを用いることが少なくありません。
これがいわゆるSEO対策と呼ばれるものですが、その中には検索エンジン自身が収益を得るために広告収入を得ることで意図的に上位に表示させると言う、広告要素を持ったものが混在することも多くなっています。
この場合には本来検索エンジンは検索されるキーワードに最も近いものが上位に表示されるのに対し、広告要素を持たせることでさらに関連性のないサイトやブログであっても混在して表示されることになるため、利用者が混乱してしまうことも少なくありません。
自然検索とはオーガニック検索とも呼ばれ、これらの広告要素を排除した検索結果を表示する仕組みを指します。
この場合には広告の仕組みで一般の検索エンジンで表示されていたサイトやブログの結果が表示されないことになるため、利用者にとってはより自分の興味に合った内容を見つけることができ、効率の良いものとなる反面、広告宣伝的な意味合いで掲載されたものに関しては上位に表示されないため、その効果を十分に得ることができないと言うデメリットが生まれるのが特徴です。
近年では検索エンジンの順位の割り当ての仕組みが非常に複雑になっており、基本的には内容が利用者を満足するものでないと上位に表示されない仕組みとなっているケースがほとんどです。
これを補うために広告要素を加えることも多いのですが、自然検索の場合にはこの要素が排除されるため、広告宣伝の効果が反映されない場合が少なくありません。
現在では多くの利用者に自然検索が利用される傾向が強いため、SEO対策の中にはこの自然検索に対応する要素を盛り込むことも重要な課題となっています。