これからのホームページ運営は自らの手で育てて行くものです。

SEOに強いホームページを作る。

ホームページからの集客を成功させたいのであれば、まずは人が来るホームページを目指す必要があります。

当たり前の事ですが、この当たり前が中々難しいのです。
【人が来る】ホームページとは、多くの人が見る事が前提になりますが、その前段階として、どうやってホームページを知ってもらうか?を考えなければなりませんよね?

ホームページを知ってもらう方法としては以下の方法があります。

  1. 検索エンジン(Googleなど)での表示(SEO対策)
  2. SNS(ソーシャルメディア)を使った宣伝
  3. ポータルサイト(Yahooやnifty)などへのインターネット広告
  4. チラシなどの媒体広告

など

大きく分けるとこんな感じでしょうか。

1・2番以外はお金が掛ります。(広告ですから当たり前ですよね)
2番に関してはSNSの使い方次第ですが、色々と問題もあります。

最後に残るのは、1番のSEO対策です。

現在のSEOの基本的な考え方は【コンテンツ重視】の考え方です。
つまり、検索するキーワードと、ホームページのコンテンツ(ページタイトル・ページ内容)の中身が一致するか?を判断しています。

昔のSEOは業者による作業で、順位を上げる事が出来ましたが、現在のSEOはコンテンツが無ければ検索すらされないと言う、非常に厳しい世界になっています。ではどうすれば、SEOに効果のあるホームページを作る事ができるようになるのでしょうか?
それを、これからお話いたします。

 

ブログを書く事がSEOに強くなる第一歩。

先程、コンテンツが無ければ検索に表示されない。と言いました、ではどうすればよいのかと言うと……
簡単に言えば【無いのであれば、作ればよい】のです。

普段の検索を思い出してください。検索エンジンで検索した結果、多く出てくるサイトの代表は【ブログ】です。
何故、ブログが多く表示されるかと言いますと、ブログは日々更新されて新しい情報が追加されて行きます。つまり、常に新しいコンテンツがあり、そのコンテンツを積み重ねる事で多くのコンテンツを持つ事になります。

現在のSEOでは更新される新しい情報が検索の上位に来る事が常識となってるので、ブログを制作(更新)する事が現在のSEO対策に最も効果があるとされています。

ホームページを育てる=ブログを更新する。

つまり、ホームページのみの場合はコンテンツのページ数が少ないので、検索結果の対象としては厳しいですが、ブログを書く事で検索されるページが増え、結果としてSEOに強いホームページへと変わって行く事が出来るからです。

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また、今のSEOはドメイン単位でコンテンツの内容を判断しているので、ホームページとブログを別のドメインで運用している場合、意味がありません。

例えばブログをアメブロなどの外部ブログサービスを利用しても、ブログには多くの読者がいるのに、ホームページへは人が来ない。
といった事は、当たり前の事だと思います。また外部ブログには、別のリスクも存在しているので、ビジネスブログを外部で行っている場合は、注意が必要です。

関連記事: 中小企業や自営業者のとるべきブログ戦略は、アメブロのような無料ブログを使う事ではありません。

ではどうすれば良いのか。結論は同一ドメイン内にホームページ+ブログの環境を作る事です。
まず、この環境を作らなければ、集客に結び付くホームページはありえません。

ホームページ+ブログの構造はこれからスタンダードになります。

 

ホームページを検索上位にする為には?

ホームページを育てるとは、単にブログを書いてコンテンツを増やすと言う意味ではなく、Googleアナリティクスやウエブマスターツールの解析を行って、SEO対策をする事です。

ブログをただ更新しても、本当の意味でSEO対策をしているとは言えません。
やらないよりはマシ。と言うレベルです。もちろん、ブログをはじめたばかりであれば、コンテンツを増やすと言う意味でも、ブログは書かなければなりませんが、どんな内容でもイイと言う事ではありません。
ブログで主に書く内容は「伝えたいターゲット(お客様)」を想定してブログを書く事です。ターゲットを絞り込む事で、ブログの内容もある程度限定されるので、書きやすくなります。ですから、最初はターゲットを意識した内容のブログを書く習慣を付ける事が重要です。

既存コンテンツの見直しがカギ!

検索上位を狙うのあれば、コンテンツの見直が重要なカギになります。

ブログを投稿しただけでは、検索上位は望めません。SEOで偶然を期待する事は【宝くじ】を引き当てるようなモノです。検索上位を目指すのであれば、コンテンツの意図的な修正や変更が欠かせません。

 

既存コンテンツの見直しでSEO対策

 

コンテンツの見直しとは、Googleアナリティクスやウエブマスターツールを使ったアクセス解析を元に、検索上位を狙えそうな投稿を更に強化して行く事です。

具体的な方法として、アクセス解析で上位にある検索キーワードの補強(テキスト内へのさらないる追加)やページの統合など。新しく投稿するのではなく、既存記事の内容を修正して、新しい記事として投稿し直す(投稿日の変更)と言った作業などがあげられます。

人気ブログと言われるモノには、必ずこうした意図的に作られた部分があります。また、同時にアクセス解析から、自分達のホームページで強いキーワードなどが解ります。そうしたキーワードを元に、記事を強化する作業を行います。

この作業は繰り返し行い、変更した効果を検証しなしがら、継続的に続けて行きます。

検索上位に来るブログの多くは、同じ検索キーワードがどの記事にもあり、ホームページ全体でそのキーワードでの上位を狙う様な書き方をしています。

つまり人気ブログやホームページの多くは、SEOの観点から見た時に意図的に作られたコンテンツが多いと言えます。

コンテンツの見直しには、時間が掛ります。何度も修正をして投稿して、また修正と言う作業を繰り返します。
SEOにおいて最初の投稿でいきなり上位に来る事はありません。こうした繰り返しの修正を行う事で、少しずつ順位を上げて行きます。

ホームページ運営とは、本来このように地道な作業をする事であって、イベントやキャンペーンで一時的に人を集める事ではありません。こうしたコンテンツの修正そしてアクセス解析などが、日々の業務となります。

既存コンテンツの見直サイクル

 

ホームページの更新作業を楽にするCMS。

ブログの投稿やコンテンツの修正などを簡単に行えるようにする為には、CMS(コンテンツマネジメントシステム)が必要です。

CMSはブラウザから簡単にホームページ(コンテンツ)が更新できるシステム(プログラム)の総称です。ブログはもちろんの事、FacebookやTwitterなども大きな括りで言えばCMSに分類されます。

ホームページ運営で使われるCMSの代表格はWordPress(ワードプレス)とMovable

Type(ムーバブルタイプ)があります。どちらもブログを書く事を目的として、開発されたCMSです。特にWordPressは無料で使えるシステムと言う事で、多くの企業がホームページ運営の為に導入しています。

先ほどまで言っていました、ブログの投稿やコンテンツの見直しと言った作業を行う為には、簡単にコンテンツの更新ができる事が前提になります。ホームページの更新を制作会社に依頼しているようでは、タイムラグが生まれ時間が掛ってしまうので、効率的とは言えません。

また多くのCMSがスマートフォンなどへの対応が可能なので、PC・タブレット・スマートフォンと言ったキャリア別のホームページを制作する必要がありません。

昨年、Googleからの検索はスマートフォンがPCを上回りました。

今年、春にはスマートフォンでの検索結果に、ホームページがスマートフォンに対応しているかどうかを検索結果に表示しています。スマートフォンへの対応で検索順位に差が出る事は、今のところありませんが、将来的にスマートフォンへの対応の有無は検索結果にある程度の影響を与える可能性があります。

そうした意味でも、マルチデバイス対応(PC・タブレット・スマートフォン)のホームページはこれからの時代には当たり前になって行くでしょう。

 

「ホームページを育てる=ブログを書く事」は理解して頂けたと思います。
今まで、検索順位が上がらないとお悩みの方には、良いヒントになったのではないでしょうか。

ですが、今回のお話はSEOに対する基本的な考え方の一例でしかありません。本来のSEO対策にはもっと様々な要素があるので、もう少し複雑になります。SEOに限った事ではありませんが、広い意味での集客を成功させたいのであれば、ホームページからの集客だけではなく、リアル(チラシや広告)との連動なども考えなければなりません。

こうした集客を成功させる為には、身近に相談できるビジネスパートナーが必要です。
私達は、集客に関するご相談が気軽に出来る、ビジネスパートナーを目指しています。

 

 

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