横浜市のおススメスポット③
こどもの国
「こどもの国」は神奈川県横浜市青葉区に位置し、社会福祉法人こどもの国協会によって運営される児童福祉施設です。戦時中、この地域は旧・日本軍の弾薬製造貯蔵施設でしたが、1959年に当時の皇太子(明仁)の成婚を記念し、施設跡地を整備して公園として開設されました。
こどもの国は児童福祉と情操教育を目指し、自然の中での冒険や動物との触れ合い、物を作る体験などを提供しています。大型の電動遊具はないものの、ミニSLや足漕ぎコースターなどが設置されています。
園内には自然研修センター、バーベキュー場、白鳥湖、平成記念館(旧称・皇太子記念館)、屋外プール・アイススケート場、ミルクプラントなど多数の施設があります。また、遠足やマラソン大会、デイキャンプなどの学校行事にも利用されています。
こどもの国の象徴としてのシンボルマークは、全国の子供を対象にした公募により選ばれました。五輪旗にヒントを得たこのシンボルマークは、おとぎの国の小人の三角帽子を組み合わせたもので、子供たちが仲良く歌い踊る様子を図案化したものです。
特に牧場で飼育されている乳牛から搾ったソフトクリームと特別牛乳「サングリーン」はこどもの国の名物とされています。これらの牧場の運営は雪印メグミルクに業務委託されており、関連会社の「株式会社雪印こどもの国牧場」が行っています。
園内は約100ヘクタールの広大な敷地で、多摩丘陵の自然を生かした施設が点在しています。利便性を高めるため、園内バス「赤ぽっぽ号」やミニSL「太陽号」なども運行しています。
八景島シーパラダイス
八景島シーパラダイス(はっけいじまシーパラダイス)は、神奈川県横浜市金沢区にあるマリンパーク・テーマパークで、約24ヘクタールの自然豊かな八景島に位置しています。これは、東京湾に浮かぶ人工島で、1970年代に築造され、1993年にシーパラダイスが開設されました。
アクアリウム : シーパラダイスの主要な特徴は、アクアリウム(水族館)です。その中心には、「アクアミュージアム」があり、500種以上、約10万匹の魚や水生生物が展示されています。また、アクアリウムの一部として「ドルフィンファンタジー」というドルフィンのための施設もあり、ドルフィンの生態を見学することができます。
アトラクション : アトラクションエリアは「プレジャーランド」と呼ばれ、乗り物やゲームが豊富に揃っています。これには、ジェットコースター、フェリスヒール、回転するアトラクションなどが含まれています。
ホテル&スパ : 八景島シーパラダイスには、ホテルや温泉施設も設けられています。シーパラダイスホテルは、アクアリウムや東京湾の絶景を一望できる客室を提供しています。また、海上温泉「潮風の湯」では、海を眺めながらリラクゼーションを楽しむことができます。
ショッピング&ダイニング : 施設内には様々なショップやレストランがあり、海の幸を味わったり、記念品やグッズを買ったりすることができます。
八景島シーパラダイスは、年間を通じて様々なイベントやショーも開催しており、ファミリーやカップル、観光客にとって楽しい時間を提供しています。夜には、美しい夜景が見え、ライトアップされたアクアリウムや花火ショーも楽しむことができます。
日産スタジアム
日産スタジアム(以前は横浜国際総合競技場として知られていました)は、日本の神奈川県横浜市に位置する大規模な多目的スタジアムです。完成は1998年で、横浜F・マリノスのホームスタジアムとしても知られています。
日産スタジアムは、約72,000席の収容能力を持つ、日本最大のスタジアムの1つです。その広大なフィールドと施設は、多様なスポーツイベントやコンサートに対応しています。サッカーの試合だけでなく、ラグビーの試合やアーティストによる音楽コンサートなども開催されます。
このスタジアムは、2002年のFIFAワールドカップ決勝戦など、数々の国際的なサッカーの試合に使用され、それ以降も国内外の様々なスポーツイベントや音楽イベントで活用されてきました。また、2020年の東京オリンピック(2021年に延期)でも使用されました。
スタジアムの近くには、スポーツ施設や公園、ショッピングエリアなどがあり、試合やイベントを観るだけでなく、さまざまなアクティビティを楽しむことができます。スタジアム自体もツアーが行われており、一般の観客がピッチやロッカールームなど、通常は見ることができない場所を見学することができます。
そのため、日産スタジアムは、スポーツファンだけでなく、一般の観光客にも人気のある観光地となっています。
横浜ベイクォーター
横浜ベイクォーターは、神奈川県横浜市に位置する大型複合商業施設です。その名前は、「横浜の湾(Bay)での生活(Quarter)」という意味を込めて名付けられました。
横浜ベイクォーターは、横浜駅東口直結の位置にあることから、都市生活とショッピング、レジャー、食事を一緒に楽しむことができます。1997年の開業以来、その魅力的なレストラン、ショッピング施設、そしてエンターテイメント施設で訪れる人々を引きつけています。
横浜ベイクォーターは、全長約200mの吹き抜け空間「Kazeの広場」を中心に、約50の店舗が点在しています。ショッピングや飲食だけでなく、健康や美容に関連する施設、ギャラリーなどもあります。また、特に注目すべきは、その優れたレストランのラインナップです。地元の料理からインターナショナルキュイジーヌまで、多種多様な料理が楽しめます。
また、横浜ベイクォーターはその建築デザインでも知られています。緑豊かな屋上庭園や大型スクリーンが設置された広場など、視覚的に魅力的な空間が作られています。これらは、横浜ベイクォーターがただのショッピング施設ではなく、社会的な集合場所としての役割も果たしていることを示しています。
横浜ベイクォーターは、その利便性と多様性から、横浜を訪れる観光客だけでなく、地元の人々にとっても重要な施設となっています。
MARINE & WALK YOKOHAMA(マリン アンド ウォーク ヨコハマ)
「MARINE & WALK YOKOHAMA(マリン アンド ウォーク ヨコハマ)」は、横浜市中区の新港地区にあるオープンエア型のショッピングモールです。開放的なデザインと海を感じることのできるロケーションが特徴で、横浜赤レンガ倉庫やみなとみらい地区への散策の途中で立ち寄るのに最適な場所です。
マリン アンド ウォーク ヨコハマは、さまざまなレストランやカフェ、ファッションブランド、インテリアショップなどが並ぶ、おしゃれな雰囲気のショッピングスポットとして知られています。また、その建築デザインは緑の多い美しい景観と開放感のある空間が融合しており、訪れる人々にリラックスした時間を提供します。
この施設は、海に面した独特な立地を生かし、海と人、人と人との出会いをつなぐ「マリン・エンターテイメント」の場としてデザインされています。建築デザインの中心には、ヨーロッパの街並みを思わせるような、自然と調和した歩行者専用の道があります。また、店舗は、すべてが海に面していて、ショッピングや食事を楽しみながら、海風を感じることができます。
さらに、マリン アンド ウォーク ヨコハマでは、季節ごとにさまざまなイベントが開催されており、地元のコミュニティーの集いの場として、また観光スポットとしても人気を集めています。
その独特な空間デザインと質の高い店舗、そして海との一体感を感じることができるロケーションは、横浜の魅力を体感するのに最適なスポットです。
横浜ワールドポーターズ
「横浜ワールドポーターズ」は、横浜市のみなとみらい地区にある大規模なショッピングモールです。建物全体が船をモチーフにしたデザインとなっており、その名前も「世界の船」を意味します。内部には約200の店舗が入っており、ファッション、家具、飲食、エンターテイメントなど多岐にわたる商品やサービスが揃っています。
飲食施設は和食から洋食、エスニック料理まで幅広く取りそろえており、地元の人々だけでなく観光客にも人気です。また、その中には素晴らしい眺望を楽しむことができるレストランもあり、横浜の美しい都市景観と海を一望しながら食事を楽しむことができます。
横浜ワールドポーターズには、子ども向けのアミューズメント施設や映画館も設けられていて、家族連れにとって魅力的なスポットとなっています。また、階層が高くなるにつれて上質なアイテムを扱う店舗が増え、一階層ごとに異なる雰囲気を楽しむことができます。
さらに、横浜ワールドポーターズの周囲には、横浜ランドマークタワーやみなとみらい地区の他の観光スポットがあり、散策や観光の拠点としても便利です。横浜のダウンタウンを体験しながらショッピングや食事を楽しむことができる場所として、多くの人々に親しまれています。