はじめに
WordPressのブロックエディタ(Gutenberg)は、従来のクラシックエディタに代わる新しい編集機能で、2018年以降の標準エディタとなっています。
ブロックエディタは、コンテンツを「ブロック」として扱い、テキスト、画像、動画などを個別に追加・カスタマイズする直感的な編集スタイルを提供します。
本記事では、WordPressのブロックエディタの基本的な使い方を紹介します。
1. ブロックエディタの特徴
ブロックエディタでは、各要素が独立した「ブロック」として構成されます。このブロック単位での編集により、より柔軟にコンテンツを配置したり、カスタマイズすることが可能です。
・ビジュアル操作
各ブロックは、ドラッグ&ドロップで配置できるため、簡単にレイアウトを調整できます。
・多様なブロック種類:
テキスト、画像、見出し、ギャラリー、ボタン、埋め込みメディアなど、豊富なブロックが用意されています。
2. ブロックの追加と編集
2.1 ブロックの追加
ブロックエディタの使用はシンプルです。記事の作成画面で「+」ボタンをクリックすると、様々なブロックが表示されます。例えば、テキストブロックや画像ブロック、見出しブロックなどが選べます。
・テキストブロック
記事の本文やリストを入力するのに使います。
・画像ブロック
画像を追加するためのブロックです。
2.2 ブロックの編集
各ブロックをクリックすると、上部にツールバーが表示され、フォントサイズ、色、配置などを変更できます。また、ブロックの配置順もドラッグ&ドロップで簡単に変更できます。
3. ブロックのカスタマイズ
ブロックごとに、詳細なカスタマイズが可能です。例えば、画像ブロックでは、画像のキャプションや代替テキストを追加したり、サイズやリンク設定を調整できます。
・パターン機能
あらかじめ設定されたレイアウトパターンを使えば、複雑なデザインも簡単に作成可能。
・再利用可能なブロック
一度作成したブロックを保存して、他のページや投稿で再利用できる機能です。
4. その他の便利な機能
4.1 カラム機能
ブロックエディタでは、カラムを使って複数のコンテンツを横に並べることができます。
例えば、左側にテキスト、右側に画像を配置するレイアウトが簡単に作れます。
4.2 埋め込みメディア
YouTube動画、Twitterのツイート、Instagram投稿など、さまざまな外部メディアを埋め込むことができます。
埋め込み用のブロックを追加し、URLを入力するだけで完了します。
5. ブロックエディタの利点
・直感的な操作
視覚的にコンテンツを作成・編集できるため、初心者でも使いやすい。
・レスポンシブ対応
各ブロックは、デフォルトでレスポンシブデザインに対応しており、スマホやタブレットでも最適な表示を実現。
柔軟なデザイン: 自由なレイアウトが可能で、ブログからビジネスサイトまで幅広く対応。
まとめ
WordPressのブロックエディタは、コンテンツ作成をシンプルかつ強力にサポートするツールです。
従来のクラシックエディタに比べ、直感的な操作性やカスタマイズの幅が広がり、初心者からプロまで幅広いユーザーにおすすめです。
ブロックエディタを使いこなして、より魅力的なサイトを作成しましょう。