ビジネスブログの文章は口語体か文語体か……。 それが問題です。

こんにちは。

ブログの書き方と言うのは人それぞれ、十人十色だと思うのですが、伝えたい内容によって書き方を変えると意外と反応が良かったりするので、今回のお話は頭の片隅に置いておくといいかと思います。

皆さんは、自分でブログを書く時の文章を口語体か文語体かで意識して使い分けた事があるでしょうか?

面白い事に人気ブロガーと言われる多くの人達のブログは「口語体」なんです。

口語体はいわゆる「話し言葉」を使った文章の事で、いま読まれている文章が口語体になりますね。
口語体例:「あいつは自転車で何処かへ行った」

文語体は「書き言葉」と言われているもので、手紙などで状況を文章のみで伝えるような場合に使います。
文語体例:「彼は自転車で何処かへ行ってしまった」

と言う感じでしょうか。

読まれて解ると思いますが、口語体の方が砕けた印象で身近に感じる印象を受けませんか?
文語体は逆に堅い印象で、一歩引いた感じでちょっと近寄りがたい印象と言った感じです。

これだけで、口語体が読み手に与える印象が良さそうだと思いませんか?
では、ブログは口語体で書けば、人気が出るのでしょうか?

残念ながらそう単純ではありません。
口語体は確かに身近に感じる良い文体ではあるのですが、欠点もあります。

口語体の欠点は言葉に説得力を持たせにくいと言う事です。

軽い文体なので、一般的な日々の生活やあまり専門的な内容でない場合は、親近感を得やすい文体なのですが、逆に専門的な内容や読み手に対して、強い印象を与えたい場合には、非常に苦労する文体です。

ちょっと作例を……

口語体例
「毎日ブログを書けば、SEO対策にもイイから、どんどん書いてね」

文語体例
「毎日ブログを書く事で、SEO対策にも有効です、どんどん書いて行きましょう」

と、まぁこんな感じでしょうか。
どちらに説得力があるかは、読んだ貴方が決めれば良いと思いますが……。

ブログの内容で書き方を決める。

一般的な生活ブログの多くは口語体で書かれています。
口語体は読み手側には漢字や堅苦しい言葉が減るので、文章を読みやすくする事が出来ます。
また書き手側には、普段使っている言葉をそのまま使えるので、ブログ制作の負担が減るメリットがあるので、自然と口語体を使っているのかもしれないですね。

じゃぁビジネスブログはどちらを使えばいいのかと言うと……

結論から言えば、どちらでもいいのではと思います。無理やり決める必要もないでしょう。
ブログの内容で書き分ける事が出来るのであれば、それがベストだと思いますが、必要以上に意識するも無いかとおもいます。
あるいは、口語体と文語体の混在でもいいかもしれません。

大事な事は読み手に伝えるべき内容が伝われば、それでOKだと言う事です。
逆にあまり考えすぎると、何も書けなくなってしまうかも知れないので、この話は頭の片隅に留め置いておけばいいと思います。
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