WEBサイトでは、TOPページの上部に画像を次々と表示させるスライダーが設置される事がよくあります。それがいわゆるTOPスライダ―です。
TOPスライダ―は上下、左右とWEBサイトによって動き方は異なりますが、訪問者に注目してほしい情報を伝えられるというメリットがあります。
例えば多くの人に購入してほしいセール品や新商品があれば、TOPスライダーで表示させるだけで注目度が大幅に向上します。
それに画像が並べられているのに比べて、動きがある分だけ派手さやお洒落さを演出でき、WEBサイト全体のイメージを高められます。
一方でTOPスライダ―にはデメリットも存在しており、どれが本当に注目してほしい情報なのかがわかりにくくなります。
それに画像がスライドする形だと、すべての情報を確認するためには閲覧者がTOPページを表示させ続けなければいけません。
それはWEBサイトの使い勝手を低下させます。そもそも、閲覧者がすべての画像を確認する義務などはないのですから、最初に表示される1枚だけを見て、あとは他のページを閲覧すこともあります。
そうなれば、表示されなかった画像の情報は、何も閲覧者に届きません。TOPスライダ―のデメリットについて考えるとき、閲覧者が使っている端末に関することもあります。
端末によって使われているOSは異なりますし、同じOSでもバージョンが異なれば大きな違いがあります。
そうなると、画像を並べて掲載するのではなく、スライドさせるやり方だと表示速度や表示のされ方が変わります。正常に画像の表示ができないときは、閲覧を止めてしまう可能性があります。