独自ドメインやサーバーって何? ホームページ基礎講座
ホームページを新規に作成する時はドメイン(ホームページのアドレス)とホームページを格納しておくサーバーが必要になります。
このページではその基本的な知識についてご説明しましょう。
ドメインとは?
ドメインは簡単に言うとインターネット上の住所(アドレス)のことです。
たとえば、ホームページを見るとき「www.abcd.com」などと指定しますが、
このうち「abcd.com」がドメイン(名)にあたります。
例えば、大きな企業ですと
パナソニック https://panasonic.jp/
ヤフー http://yahoo.co.jp/
panasonic.jp や yahoo.co.jpがドメインになります。
ドメイン名は世界中に、同じものは存在しません。
メールアドレスもドメイン名を付けてあらわします。
たとえば鈴木さんなら「suzuki@abcd.com」のように。
ドメイン名は、誰でも登録できますが、登録は早い者勝ちです。
誰かに取得されていたら、同じドメイン名は利用できません。
ドメイン取得のメリット
●ホームページやメールのアドレスが覚えやすい
通常ドメイン名を使わないで、プロバイダーなどからホームページアドレスをもらうと、最初にプロバイダー名などがつくので長くて覚えにくいものです。
しかし、ドメインを取得するとXXXXX.co.jpなど非常に簡単で覚えやすいものにできます。
●メールアドレスを自由に持つことができる
自分の使いたいメールアドレスをプロバイダーに申請すると、必ずと言っていいほど誰かが使っているために使用できません。
でも、独自ドメインを取得すれば好きなメールアドレスを自由に使うことができます。
個人であれば、gmailやyahooメール等 フリーやプロバイダーのメールアドレスで十分なのですが、ビジネスで使う場合は、独自ドメインのメールアドレスを使う方がセキュリティの面の向上や顧客への信頼感を与えます。
●信頼度UPやSEOにも有効
独自ドメインを持つ事は、対外的にもイメージアップにつながり、自社のホームページの信頼度を上げることができます
3年以上のドメインは、キーワードを上位表示させるSEO対策にも有利です。
サーバーとは?
作ったホームページをインターネッとユーザーに見てもらうために公開する場所と考えていいでしょう。
サーバーという大きな場所の一区画を借りてホームページを公開します。
ただし、フリーやプロバーダーを利用するのと比べて、ドメインとサーバーの契約が別途必要になり、アドレスの管理は自分で行うことになります。
独自ドメインは個人向けとしては手間の分、デメリットもありますが、ビジネス利用としては必要な手続きです。独立や起業でビジネスを始められて、まだ独自ドメインのメールアドレスをお持ちでない場合は、ぜひ用意してご活用ください。